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2013年2月28日星期四

「インド版巨人の星」視聴率好調! ドラえもん、しんちゃんに追いつく

 【ニューデリー=岩田智雄】インドのテレビで昨年12月から放映されている「インド版巨人の星」のアニメーション、「スーラジ ザ・ライジングス ター」 が、先行する日本アニメ「ドラえもん」と「クレヨンしんちゃん」に視聴率で肩を並べ、好調な滑り出しを見せている。制作に当たっている講談社は第2シリー ズの制作を検討中だ。日本のサブカルチャーがインドでも拡大している。
              
  講談社によれば、現在の視聴率は0・2%。インドの視聴率は 700近いチャンネルを対象に算出されており、もっとも人気の高い番組でも5%に及ばない。日本の視聴率とは比較できず、「まずまずの数字」という。視聴 者からは「アニメではなく、ドラマだ」「教育的な視点も盛り込まれている」と作品を高く評価する声が寄せられている。

 6月の放送終了 後 には、別のアニメチャンネルでの再放送が決まっている。物語は「大リーグボール1号」に当たる魔球が完成したところで終了するが、第2シリーズで2号、3 号や、主人公、星飛雄馬の好敵手、オズマに当たるキャラクターの登場など、その後のエピソードを展開していく方針という。

 このアニメは、日本の「巨人の星」(梶原一騎原作、川崎のぼる作画)をリメークした日印合作品。舞台を野球からインドの人気スポーツ、クリケットに変え、放送されている。

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