1914年に第一次世界大戦が始まった。そこでバーバリーは
戦争を相手に商売を始めた。バーバリーはトレンチ(塹壕)での戦闘が多いところに注目した。トレンチでの戦闘がしやすいようなコートを作り始めたのだ。こ
れが、ご存知後にトレンチコートと呼ばれるコートとなる。バーバリーは紐でロックするという意味のタイロッケンコートに修正を加えた。戦闘向きになるよう
に、手榴弾、剣、水筒をぶら下げられるようにしたのだ。これが、バーバリーのトレンチコートの原型と言える。このコートは、戦争に大いに活躍した。第一次
世界大戦では五十万人が愛用したと言われている。
なお、第一次世界大戦より少し前の話となるが、1911年に世界で初めて南極点に到達した、ノルウェーの探検家のアムンゼンがバーバリーの
コートを着用していたことは有名な話だ。バーバリーの歴史3ではバーバリーへの王室からの待遇等について述べていく。大戦での大成功を収めたバーバリー。
大戦後からは次第に本格的な評価を得ていくようになる。まず1919年にはジョージ五世からコート・ジャケット部門でロイヤルワラントを受け、その後には
エドワード8世からグレートコートデザインの承認を受ける。
なお、エドワード八世は使用人達にバーバリーを使用させていたようだ。時を経て
1950年にジョージ六世より防寒具としてロイヤルワラントを授かった。このロイヤルワラントは55年に改めてエリザベス二世、さらに89年にチャールズ
皇太子より与えられている。さらにロイヤルワラントだけでなく有名な騎手と馬のマークも英国王室から与えられている。
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